エリオット波動でBTCの収束する価格帯を予測。

エリオット波動(Elliott wave)は、アメリカ人のラルフ・ネルソン・エリオット氏によって考案されたテクニカル理論です。相場にはパターンがあり一定のサイクルを繰り返しながら動いていくというエリオット氏の理論によって確立されました。

 

 

特に大事なこと

  • 第②波の起点が第①波の起点を割らない
  • 第②波から第③波のトレンドは、長い
  • 第④波の起点は、第①波の高値を割らない。

 

エリオット波動理論は、5波(1〜5)と修正3波(A〜C)の8つの波で形成されると言われています。つまり、B〜Cの下落波によりトレンドが転換(安値を切り下げる)して下落すると考えることができます。

 

波動はなぜ8つで形成されているのか?

考え方の由来としては「フィボナッチ数列」が参考にされている話があります。

フィボナッチとは、イタリア人数学者レオナルド・フィボナッチが発見した「フィボナッチ級数」の並びの法則で、「ある数字の左隣と、さらに左隣の数字の和は、そのある数字になる」という一連の数字の並びをいいます。この数字の並び方に法則性があると考えられています。

 

フィボナッチ級数について

「左隣+その左隣=右隣の数字」

1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89…nとなります。これをフィボナッチ級数といいます。

(例)

1+1=2

1+2=3

2+3=5

 

おおよそ「618」に収束

上記のフィボナッチ級数の数字を前の数字を後の数字で割ります。

「後÷前=0.6….」

(例)

1÷2=0.5

2÷3=0.66

3÷5=0.6

5÷8=0.625

次第にその答えの数字は0.618に近づいていきます。

つまり、「0.618」はフィボナッチの収束となり、またこの比率は自然界の法則の1つとされ、「黄金比」とされています。

 

後の5派(1〜5)が先に来て、3派(A〜C)を受けて相場が終焉(0.618…)に近づく、と考えられた可能性があります。

エリオット波動を用いたBTCチャート分析

 

 

上記は、あくまで一つの参考チャートです。

個人的には、「エリオット波動」だけでは相場を見ることができないと考えています。

 

エリオット波動+ダウ理論+出来高

 

最低、この3つが確認されるまで相場が続いてると言えます。次で具体的に見ていきます。

 

エリオット波動+ダウ理論+出来高を合わせてチャートを見る。

第①波:直近の高値を超えてトレンド転換の可能性が出る。

トレンドの転換を示唆する可能性として、前回高値を超えます。またその時に出来高が伴い上昇します。

 

第③波:第①波の高値を超えて第三波本格始動する。

第①波からの戻しから、その高値を超える時には売り圧力がありその売り圧力に勝つ必要があります。

一過性の買いではなく、相応の売り圧力を全て吸収する必要があります。そのため売買が増えるため出来高が高まることになります。

さらに①の高値は意識されていることから、③が超えるためには相当な買い圧力が必要になります。

 

第⑤波:1.618に向けて第③波から価格が伸びる。

上記で、フィボナッチは「618」に向けてがトレンドが収束していくことを記載しています。その起点になるのが「第③波の高値」から「第①波の起点」をフィボナッチを結ぶと「1.618」でトレンドが収束します。

 

第C波:安値を更新することでトレンド転換の可能性がでる。

 

BからCにかけて安値を更新をする時、買い強い圧力に対して大きな売りが発生します。特に上昇トレンドが発生してることにより買いが強い相場です。そのため、トレンドが強い中で安値を切り下げるということは、それまでの買いが弱くなってることがわかります。

安値を切り下げることで、意識している人が一目散に相場から撤退するため大きな「売り」が発生します。

「売りが売り」を呼ぶこと、さらに大きく下落したことを逆張りする新規「買い」との売買が加速するため、大きな出来高が発生します。

 

2018年〜2019年の相場

上記の流れを理解いただければ、以下のようなチャートの動きになると考えられます。

 

 

他の相場も確認します。

 

2019年〜2020年の相場

やることを振り返ります。

  1. 第①波は、出来高を伴って前回の高値を超える。
  2. 第③波は、出来高を伴って第①波の高値を超える。
  3. 第⑤波は、第③波から第①波の始点を結んだ「1.618」
  4. 第C波は、トレンドの終焉で第A波の安値を割ってトレンドが終焉

 

 

 

2020年〜2021年の相場

意外にも、この方式がはまります。

 

2021年〜2022年の相場

今回の相場にもピッタリでした。

 

BTC(2022年)の最悪の下落はこれから起こるかもしれない。

2020年〜2022年にかけての動きを分析していますが、以下のような形成も予想しています。

 

 

上記のチャートでは、本当の下落はこれからのものです。そして今現在は第B波の天井を探しにいき、第C波の20000$ぐらいまでの超大型下落が訪れるかもしれません。

 

  • 米国の利上げ
  • 加速するインフレ
  • 大国のビットコインを基軸通貨にする動きなど

 

ビットコインの価格形成を上下させる動きが多くあります。そのためエリオット波動で全てを予測することは困難かと思いますが、一つの法則性としてトレードの参考になれば幸いです。

 


 

今回の記事は「エリオット波動」に関連した投稿をしてみました。
一つの「ロウソク」でチャートを形成しますが、その収束は「618」で終わるかもしれない。そんな奇妙な話をしています。一つの考え方になりますので、あなたなりの相場を分析してもらえたらと思います。
トレード勉強「個別」希望の方
公式LINEより相談いただけます。

 

<講師紹介>

(Twitter)

Chinς@人生ダウ理論

実業家。とある企業のCEOをしながらFXで遊ぶお金を稼ぐ。2万円チャレンジを公開しながら100万円にする。10万円の原資をもとに月200万円ぐらい稼ぐ。短期トレーダー。過去にはメジャーデビューするなど徹底的に自分を追い込むことで結果を出す講師。

 

(Twitter)

yutori3@この世はフィクション

専業トレーダー。ブロックチェーン事業のトレンドに乗りながら資産を増やす。100万円から1000万円にする銘柄を選定しながらトレンドに乗って稼ぐ。スイングトレーダー。空手開始3年で関東を制覇し国際大会出場するなど、短期間で自分を追い込み結果を出す講師。

 


 

■暗号資産の「無料」情報サロンを運営中(2022/01/07時点情報)
(22時配信中〜)

チャレスマ(Challenge For Smiling)

できないこと(知らない)ができる(知ってる)に変えた、笑顔への挑戦

・火曜日配信
実践トレード道場(初心者トレーダーを2万円から100万円チャレンジ中)
・土曜日配信
アルトコイン勉強会(初歩的な銘柄からマニアアックな銘柄を紹介)
・日曜日配信
ビットコイントレーダー’s 勉強会(来週のBTCトレード予想)https://discord.com/invite/bWmbDHN

 

yutoriチャンネル

脱サラ専業トレーダのyutoriがトレード分析・役に立ちそうな情報を配信しています。
https://www.youtube.com/channel/UCh1MTqfvJ3-pL8M_3Sdz3fw

 

■yutoriの有料サロン

・yutoriレポート部屋(外部で言えない裏話)
・BTCの大局部屋(BTCのトレンド転換を通知)
・コツコツ稼ぐ手法部屋(勝率高い手法を提供)
・アルトコインプレゼント部屋(月一回プレゼント)

月刊yutoriレポート【会員募集中】

最新情報をチェックしよう!
>トレンド情報をお届けします

トレンド情報をお届けします

LINE公式アカウントではトレンド情報などを配信中。