初心者トレーダーが「敗者から勝者」に変わるために必要な3つのこと

始めた頃のトレードは右往左往して何すれば良いかわかりません。分かるのは「ロング(買い)」と「ショート(売り)」、「決済」ぐらいでしょう。

実際には「買い」「売り」「決済」方法が分かっても理想的なトレードをすることはできません。トレーダーとして利益を出す(稼ぐ)ために必要なことは何か、私の経験や優秀トレーダーの意見を参考に考察します。

1.自分を分析・理解したトレードをしていますか?

まずは、自分を知ることが大切です。自分がどんな性格をしているのか、どれだけトレードに時間を割くことができるのか、待つことができるタイプなのかなどです。

あなたは、どんな性格をしているのか?

トレーダー(あなた)が短気なのか、大らかな性格なのか、物事に動じない性格なのかなど、性格に応じてトレードの向き合い方が異なります。例えば、短気なのに長期のポジションを保有することは精神的なダメージは大きいです。逆に性格が大らかなのに、スキャルピング(短気トレード)などで瞬時に判断を求められるトレードスタイルは合わないでしょう。もし、あなたがちょっとした物事では動じない性格であれば、長期で銘柄を保有するスイングトレーダーが合っているかもしれません。

①短気な性格

気が短いこと。すぐに腹を立てたり、なげやりになったりすること。また、そのさま。せっかち。性急。短慮。

コトバンクより一部抜粋

短気な人は、気が短いことから「長期的なポジション保有」によるストレスに耐えられない可能性があります。それであれば比較的に時間の短いトレードである「スキャルピングトレード」、もしくは「デイトレード」を極めるのが良いでしょう。逆に「スイングトレード」では、ポジションを長期的に保有する必要がありますので気が短い性格には耐えられません。

※スキャルピングトレード
数秒から数分程度の極端に短い時間に、何度も売買を繰り返して利益を積み重ねるトレード手法。

※デイトレード
株式、株価指数先物取引、外国為替証拠金取引(FX)などで、1日の取引時間中に売買を完結し翌日にポジションを持ちこさない取引手法。

※スイングトレード
数日から数週間ポジションを保有したうえで売買し、利益を確定する短期投資の手法。相場の動きを見ながらポジションの期間を判断する。

②大らかな性格

心がゆったりとして、こせこせしないさま。おおよう。

コトバンクより一部抜粋

大らかな人は、心にゆとりがあり、焦って八つ当たりをせず「そういうこともあるよね」と受け止めるような方です。「スキャルピング」のような短期的な売買で一喜一憂するのは性格的に合わない可能性があります。それよりも、中長期的に利益を得るためのトレード手法(デイトレード、スイングトレード)を確立した方が良いかもしれません。

③動じない性格

感情に動かされることなく落ち着いていて物事に動じないこと。心静かなこと。また、そのさま。沈着。
※冷静と同義として引用

コトバンクより一部抜粋

感情に支配されず、自分の考えを推し進めることができるでしょう。その場合は、当初決めた価格までポジションを保有することができますので、一時的な含み損や価格の上下による利益に恐怖を感じることはないでしょう。価格を決め、トレンドに乗せたトレードがお勧めと言えるでしょう。

2.トレードの利益確定はどこで行うべきか?

もし、ロングエントリーして価格が伸びて含み益になった場合に、どこで利確すべきでしょうか。多くの方が利確場所に悩み、せっかくの含み益が反転して含み損になるケースがあります。正解はありませんが、一例をご紹介します。

①「意識される価格帯」で利確する。

「意識される価格帯」を知るためには、「水平線」が引ける技術が必要です。

水平線は高値と高値、安値と安値を水平に結んだ線です。

意識される価格であるほど、その価格付近での売買が頻繁に行われます。

上記が高値で引ける水平線です。抵抗線とも言われます。

上記は安値で引ける水平線です。支持線とも言われます。

水平線を利用した利確をする場合に、以下のような利確が可能になります。

(BTC/USD 日足)

「下矢印」が目印になりますが、直近の高値まで上昇しています。この意識される価格帯にて「利確」することが可能です。

利確したあと、さらに上昇する可能性もありませんか?

 

(BTC/USD 日足)

実践でわかりますが、「天井」利確することかつ、見極めることは難しいでしょう。先程のチャートも更に上昇を続けていますので、上記の矢印で利確すると大変悔しい思いをするでしょう。その悔しい思いをしないために「全利確」ではなく「ポジションの半分利確」にするなど、ポジションを一部残すことで心を落ち着かせることができます。

「0」か「100」のように考えるのではなく、状況に応じて(部分利確)立ち回ることで利益を増やすことができるでしょう。

 

②「移動平均線」を利用して利確する。

移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。その日を含めた過去何日間(または何週間)かの価格を毎日計算するため、平均値が移動していくことから、移動平均と呼ばれます。 代表的なテクニカルチャートのひとつで、価格の傾向や流れなど、相場の方向性を見る手掛かりとなります

SMBC日興証券より一部抜粋

 

(BTC/USD 日足)

移動平均線(MA)の設定数値として「25日線」や「50日線」があります。上記の例はBTC(ビットコインチャート)の「MA50」(移動平均線の50日線)で説明しますが、過去トレンドに乗りMA50を割らずに上昇しています。このMA50を割ると「買いが弱く、売られやすくなった」と考えることができます。つまり、上昇トレンドから下落トレンドへの兆候になります。

MA50を割ることで、相場の変更を読み取り「利確」することも手法の一つになるでしょう。

 

③「ボリンジャーバンド」を利用して利確する

ボリンジャーバンドとは、アメリカの投資家ジョン・ボリンジャーが考案したテクニカルチャートのひとつで、移動平均線とその上下2本ずつの標準偏差からなる線の計5本の線で表わされます。
ボリンジャーバンドは統計学を使って作られていて、大まかにいうと、高い確率で+2σ(標準偏差)と-2σのラインの間で価格は動くだろうという予測をもとに将来の価格の動きを予測するために使います。なお、統計学上、+2σと-2σの間に収まる確率は95.45%とされています。

SMBC日興証券より一部抜粋

 

(BTC/USD 日足)

ボリンジャーバンドを利用した手法は複数存在しますが、そのうちの一例をご紹介です。ボリンジャーバンドの「0」を基準としてその上「1σ」にロウソクがあれば「やや強気」相場として考えられます。(逆に「ー1σ」に近ければ弱気相場と考えられます。)

2σを経て、再度「0」に戻ってきた時の「ロウソクの強さ・弱さ」から利確を考えます。大陰線のある下落であれば、売りが強く更に価格を下げる可能性があるので利確します。

「2σ」を2回タッチすれば利確する。など「値幅にこだわった」手法もたくさんありますので、自分にとって相性の良い使い方をすると良いでしょう。

「2σ」タッチで利確すると更に上昇する可能性があり、逆に「2σ」まで到達しない可能性がある。そのため、「0」への戻りのロウソクの強さ(実体)を見極めることで利益に繋げることができます。

 

3.トレードで勝つ必要な条件を知ってますか?

初心者トレーダーの多くがトレードすることに意識がいきます。取引口座をつくればすぐにトレーダーになることができます。しかし、トレードを始めた多くのトレーダーが勝者になることができずにいます。その理由として「勝ちパターン」を理解してない場合があります。

トレードをする時の流れは、エントリーして決済します。

①エントリー ⇨ ②決済

2つの操作をすることに、どれだけ考えられているでしょうか。

①エントリー

チャートや価格だけ見て、エントリーしてる人が多いかもしれません。もしかしたらSNSのインフルエンサーの情報に左右してトレードしてる方もいるでしょう。しかしそれでは、一生トレードで勝つことはできないでしょう。そのようなトレードをしている理由はただ一つ、「トレードでの稼ぎ方を知らない」からです。子どもの頃のテストで、テストの点が良かった子と悪かった子の差は「勉強の仕方」です。「勉強の仕方」がわかれば、要領よく勉強することができ、頭に必要な情報だけが入ります。しかし、いつまでも「勉強の仕方」が分からなければ「全て大事」に思えてしまいます。

 

①ーa エントリーまでに必要な情報を整理しよう。

なぜ、そこでエントリーして良いのか?を追求

□相場(トレンド)を見る。(長期・中期・短期)

□トレンドは強いのか、弱いのか(価格が上に伸びるのか、下に伸びるのか)

□どこでエントリーするのか(根拠)
(例)ボリンジャーバンドの1σで反発、日足更新してから、移動平均線にロウソクの実体が確定したら。水平線の上など

□どこまで価格が伸びそうか
(例)前回の高値、ボリンジャーバンドの2σ、最高値更新など

□どこまで下がると相場が変わるのか(損切り) など。

②決済

決済する場所が「天井」かどうかを百発百中で当てるのは難しいです。利確した更に上昇することや、下落することもあります。自分の考えが100%正しいと過信しない方が良いでしょう。それよりも様々なパターンをイメージすると良いです。

□決済後に上昇(下落)した場合は、どこまで上がるか。その場合どうするか(再度エントリーもしくは見送り)

□想定した価格まで行かない可能性はないかなど。

4.まとめ

初心者トレーダーが軽視しがちな点について取り上げました。初心者は特にトレードに慣れること、利益に目が入ってしまい自分にとってどんなトレードが好ましいかを考える余裕がありません。結果として、あまり利益を取れず損失を膨らませる「コツコツドカン」になりがちです。

もし、トレードで上手くいかない場合は、自分を見つめ、自分にあったトレードを探してみてはいかがでしょうか。

 

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